東京の武蔵野を中心に展開する、創業明治29年の老舗和菓子屋「青木屋」のリブランディングプロジェクトを手掛けました。
アートディレクション/クリエイティブディレクション/デザイン:和氣明子
アートワーク/イラスト:和氣明子
コピーライティング:服部 昭彦
動画:高地 寛
商品イメージ写真:松田優子
取材写真:宿野部 隆之
Art Direction/Creative Direction/Design/Artwork:Akiko Wake(FUTURE'S)
Copywriting:Akihiko Hattori
Movie: Yutaka Kochi
Photo: Miyuki Matsuda,Takayuki Shukunobe
歴史と地域に根付いた企業さんのリブランディングプロジェクトを担当しました。地域企業のストーリーとブランドイメージをつくるための取り組みです。ユーザーインタビュー/強み策定のワークショップを経て、キービジュアル・ロゴ開発/ブランドサイト制作/各種アートワークの制作や写真のディレクションを行っています。
いかに新たな自社の顔やメッセージをを作るかという課題に対して、下記のような取り組みを行いました。
1.ユーザーさんへのヒアリング/社員の方々とのワークショップ/トップインタビュー
2.キービジュアル・タグライン・ロゴ開発
3.ブランドサイト制作
1.ユーザーさんへのヒアリング/社員の方々とのワークショップ/トップインタビュー
自社の顔を作るには、まず自身を知ることから始めます
ユーザーさんにインタビューをし、社員の方々と分析。そして自社がどのようなインサイトに答えていくかを想発してきます。そこにトップインタビューで得た、自社の歴史や伝統などの情報を合わせて、目指すべき姿を策定していきました。
2.キービジュアル・タグライン・ロゴ開発
1で得た結論をもとに、キービジュアルとタグライン、ロゴをご提案。複数案を提案し、社内で検討していきました。タグラインのワーディングの「百年百菓」には、伝統のある「青木屋」がさまざまな挑戦を経てきた様と未来においても柔軟に新しいアイデアを形にしていくという想いが反映されています。ロゴのビジュアルはどのような形の文字のデザインが良いか、複数案を練り、現在の形になっております。また餡子づくりを行なう和菓子店が少ない中、創業当初から取り組み続けている様をキービジュアルの「小豆」の絵柄で表現しています。
3.ブランドサイト制作
2で策定した世界観の種をより膨らませ、ストーリーを伝えることを念頭にデザインを制作。東京でありながら、水が豊富な土地であるということや自然性を表現するため、川、府中の鳥である雲雀や、欅、を制作。これらのアートワークはフューチャーズで制作しております。写真は青木屋の代表的な和菓子を正直(せいちょく)に伝えるため、カメラマンにディレクションをしながら、自然体でありながら存在感のある表現を目指しました。
機能的には、自社で更新できる仕組みと、レスポンシブなデザインを実現しています。
ワークショップ取り組みについてはnoteの記事にアップしています。
東京の武蔵野にある青木屋ですが、この地域は水が豊富に産出される場所で、青木屋の菓子にも地下水が使用されています。
武蔵野の水を表現するためにウェブ上でも水が流れるアニメーションを実現しています。
スマホ版のデザイン
レスポンシブデザインをしています
青木屋のブランドムービー
青木屋の餡作りなど、真摯に取り組む職人さんたちの姿と、青木屋のストーリーをムービーにしました。